夫があなたにボーナスを渡さない理由
彼がボーナスを黙っていたと知ったら
きっと、胸が締めつけられるほどに
不安になって
寂しい思いになることでしょう。
ネットでもこんな声があります↓
去年の夏のボーナスがでたことをしばらくの間だまっていた夫に、これからは
ちゃんと教えてほしいと頼みましたが今年の夏のボーナスも、出たことをおしえてくれませんでした。
この数ヶ月は給与明細書も家に持って帰ってきてくれないので、頼んで今月はもってきてくれましたが(給料日ではなく何日かたってから)その時はじめてボーナスがでたことを知りました。
なぜ出た当日に教えてくれないのかきいたところ、私が家計簿をつけないからだといわれました。
全く訳がわかりません。
赤ちゃんがいるためなかなか家計簿の時間がとれず、とりあえず食費や生活費がどのくらいかわかればいいかなと2ヶ月くらいは以前つけましたが、やめてしまいました。
家計簿の話を持ち出すのは全く関係ないと思います、だまっているのはおかしいと思いませんか?他になにか理由は考えられるでしょうか?
切実な問題ですね…
私が思うに
これは単にお金の問題だけじゃない。
もっと深いところに
理由が隠れているように思います。
あなたと彼の『共同作業』という意識
そもそも夫婦というのは、
共に支え合って暮らしていく『共同作業』です。
お金の扱い方や
家庭の役割分担が
はっきりしないまま年月が過ぎると、
少しずつ心にズレが生まれていきます。
今回の
「ボーナスを黙っていた」という行動も、
表面的には
家計簿や生活費のことを
理由にしているように見えますが、
本質的に見ると
彼の信頼や安心が
揺らいでいるサインかもしれません。
たとえば、
家計簿をつけないことを理由に
情報を共有しないのは、
彼の”自己防衛”の表れです。
自分が稼いだお金をどのように使うか、
どのように配分するかという
裁量を失う恐れを、
無意識のうちに
感じている男性は意外に多いもの。
そして、その恐れは
「愛されていないのではないか」
「認められていないのではないか」
という不安と表裏一体です。
夫婦で対立が起きると、
女性は「相手が大人げない」と思い、
男性は「理解されていない」と感じやすい。
ここに、根本的な溝があります。
自己理解がないままでは、わかり合えない
夫婦の対立は
相手を責めることで
いっそう深まってしまうことがあります。
男性は、
自分が認められていないと感じると
言葉に出さずに
心を閉ざしてしまう傾向があります。
そして女性は、
「どうしてわかってくれないの?」
悲しみが怒りに
変わってしまうことが多いものです。
このすれ違いは、
決してあなたが悪いから
起きているんじゃありません。
お互いに
『自分が何を怖がり、どんなことに不安を感じているのか』
ここをまだ
きちんと理解できていないだけ。
今回のことで、
彼はお金を通して
「自分の領域を守りたい」と
思ったのかもしれません。
そしてあなたは
「一緒に家庭を作っていきたい」
という気持ちを
確認したかったのでしょう。
どちらの思いも
決して間違ってはいません。
小さな約束より、大きな目的を話し合う
きっとあなたも
心のどこかで感じてるはず。
本当に欲しかったのは、
ボーナスというお金じゃなくて、
彼と対等に過ごす暮らしの中の
『大切に思われているという確かめ』
だってこと。
「今後は必ず教えてね」
と決めるだけでは
この寂しさは解消されません。
お金の管理をどうするか以上に
「私たちはどんな家庭を作りたいのか?」
一度ゆっくり話してみてください。
人それぞれ、安心の形があります。
すべてを共有したい人もいれば
少し自由なお金を持ちたい人もいます。
正解はありません。
でも少なくとも、互いに
「こういう気持ちがあるんだよ」
と打ち明け合うことで
少しずつ心の距離は近づいていきます。
あなたが感じた不安や悲しみは
とても自然な感情です。
その気持ちを大切にしながら
どうかご自身を責めずにいてくださいね。
そして彼との関係も
あなたの手できちんと
修正していく必要があります。
「やることやってなくてごめん」
そう伝える時間が
前よりもっと幸せな家庭を築く
きっかけになるかもしれませんね。
最後にお伝えしたいのは、
今回のことはきっと
1つの些細な通過点だということ。
この先
夫婦で何度も
言葉を重ねていけば
必ずわかり合える日が訪れます。
PS.
ちなみに
最初に見せた質問には
以下のような回答が付けられていました↓
会社だって、何にいくら使っているか分からない社員の経費は認めません。
それが、ふつー。
貴方のお金の使い方が信用されてないんですよ。
たぶん普段から”お金が無い~無い~”って言いながら化粧品、美容室、洋服等々お金使ってませんか?
で、ダンナには小遣い2万とかね(苦笑
いくら育児が大変って言ったって家計簿つけられない?
最近は文房具で家計簿に向いたノートも出てるし、
買い物した時のレシート張るだけでも違うんだよ。
レシート張るだけなら買い物から帰ったときにかかっても10分で張れるよ。
で、その時の出金(払った)額をノートに書いておけば良いのですよ。
旦那を責めるのも良いですが、ご自分も反省(努力)しましょうね。
家計簿を付けていたということはトピ主さんが家計担当なんですよね?
家計簿を付けるのは家計担当者のやるべき仕事です。やるべきことをやってないのでは家計担当者失格です。家計担当の仕事を全うできない人にどうして信頼してお金を預けることができるのでしょうか?
旦那さんが稼いでくるお金を自分のものだと勘違いしていませんか?
家計担当はお金を管理させてもらっているだけです。お金を握っているから自分の方が偉いと履き違えている人もいますけど、そうではないということです。
赤ちゃんがいるから家計簿はつけられないとか言いながら、こうしてネットで書き込みは出来るんですね?自分がずぼらなのを言い訳しても説得力ありませんよ。
辛辣…とは思いますけど
「そりゃそうだよな」とも思ってしまいます。
私だって、
パートナーがどんぶり勘定で
家計簿をつけていたら、
お金の管理を任せたいとは思いません。
「自分の何が悪くて、彼をそうさせてしまってるのか?」
まず最初に
フラットに考え始められないと
彼との溝は深まるばかりです。
恋愛関係をうまくいかせたいなら、
私たち女性側が
積極的に『自己理解』を高めることが
現代社会では求められているようです。